ちがさき内視鏡と内科の総合クリニック

内視鏡：富士フイルム ELUXEO 8000

内視鏡AI画像診断支援システム　CAD EYE

高精度・安心の内視鏡検査を提供します

当院では、**最新の内視鏡システム「富士フイルム ELUXEO 8000」**を導入しています。
高出力LEDライトと最新の画像技術により、微細ながんや炎症の早期発見に優れた性能を発揮します。

BLI機能：粘膜の細かい血管や構造を鮮明に映し出し、がんなどの発見に役立ちます
LCI機能：炎症による赤みの変化を強調し、初期の病変も見逃しにくくなります
明るさが大幅に向上し、大腸の奥や見えにくい場所もクリアに観察できます

さらに、**AIによる診断支援システム「CADEYE（キャドアイ）」**も導入しています。

検査中にAIがポリープなどの病変を自動で検出・表示
医師とAIのダブルチェックで見逃しを防止
特に大腸内視鏡での精度が高まり、安心して検査を受けられます

これらの最新技術により、より正確で安心できる内視鏡検査を提供しています。
はじめての内視鏡に不安がある方も、どうぞ安心してご相談ください。

レントゲン：キヤノンメディカルRADREXシリーズ

当院では、キヤノン社製のX線撮影装置「RADREX（ラドレックス）」シリーズを導入しています。
全国の病院やクリニックで広く使われている、信頼性の高いレントゲン装置です。

特長

高画質なデジタル撮影で、肺炎・肺がん・骨折・腹部異常などの早期発見に貢献
被ばく線量を抑えた撮影で、安心・安全
検査時間が短く、体への負担が少ない設計

この装置により、正確でスピーディーなレントゲン検査が可能です。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

胸部レントゲンAI画像診断支援システム（エルピクセル社製 EIRL Chest）

当院では、胸部X線画像における異常所見の検出を支援するため、エルピクセル社のAI画像診断支援システム「EIRL（エイル）Chest」を導入しています。
このシステムは、ディープラーニング技術を活用し、胸部レントゲン画像から肺がん、肺炎、気胸などの異常陰影を自動で検出・強調表示します。読影医師の診断をサポートすることで、見逃しのリスクを軽減し、より正確で迅速な診断につなげることが可能となります。
特に健康診断やフォローアップ検査において、早期の異常検出に貢献することが期待されており、患者様の安心・安全な医療提供の一助となっています。

CT：キヤノンメディカル Aquilion Start

Aquilion Startは、16列マルチスライスCT装置でありながら、高画質・低被ばく・高速撮影を実現した最新モデルです。レントゲンや超音波では見つかりにくい微細な病変も検出でき、圧倒的な情報量により医師の診断を強力にサポートします。
胸部・腹部・頭部の断層画像を短時間で撮影でき、がんや肺炎、脳梗塞・出血、動脈硬化などの早期発見に有用です。

主な特徴は以下の通りです

短時間で広範囲を撮影可能：呼吸を止める時間も短く、負担の少ない検査が可能です
最新の画像再構成技術「AIDR（Adaptive Iterative Dose Reduction）」搭載：被ばく線量を抑えながら高画質を維持
寝台の昇降・移動もスムーズで、ご高齢の方や体力に不安のある方にもやさしい設計
緊急検査（頭部CT、胸部CTなど）にも迅速に対応可能

Aquilion Startの導入により、当院では精度の高い画像診断を、地域のクリニックレベルで迅速に提供できる体制を整えております。

超音波検査装置：キヤノンメディカル Aplio Flex

当院では、**キヤノンメディカルシステムズ社製の超音波診断装置「Aplio Flex（アプリオフレックス）」**を導入しています。
この装置は、心臓・頸動脈・腹部臓器など多岐にわたる部位の検査に対応し、臨床に必要なさまざまな高機能を搭載しています。

主な機能

Auto EF（自動左室駆出率解析）
AIによる自動解析で、左室の収縮能（EF）をスピーディーかつ再現性高く評価。心不全や心機能障害の診断に役立ちます。
頸動脈IMT測定（内膜中膜厚）
頸動脈の血管壁の厚みを測定することで、動脈硬化の進行度を把握。将来の心筋梗塞や脳卒中リスクの評価に有用です。
肝硬度測定（肝エラストグラフィー）
肝臓の硬さ（線維化の程度）を非侵襲的に評価する機能で肝疾患の診断・経過観察に有用です。

心臓・血管・肝臓を多面的に評価できる高性能エコー装置

Aplio Flexの導入により、当院では心機能・血管年齢・肝線維化の評価まで、クリニックレベルで高度な画像診断が完結可能となっています。
検査は非侵襲的かつ短時間で終了し、患者さんの負担も最小限に抑えられます。

VS-2000（フクダ電子）

測定できる項目

ABI（足関節上腕血圧比）：足首と上腕の血圧を比較することで、下肢の血流障害（末梢動脈疾患）の評価が可能です。ABI値が低いと、足の血管の狭窄・閉塞の可能性が疑われます。
CAVI（心臓足首血管指数）：**心臓から足首までの動脈の「硬さ」**を評価する指標で、血圧の影響を受けにくく、動脈硬化の進行度をより正確に反映します。
CAVIは、将来的な心筋梗塞や脳卒中のリスク評価に非常に有用です。
12誘導心電図（ECG）：安静時心電図として、不整脈・虚血性変化・心筋梗塞後の変化などを検出可能です。
CAVIやABIと組み合わせることで、心血管疾患の包括的スクリーニングが可能になります。

検査の特徴

痛みや苦痛のない非侵襲的検査（所要時間約5～10分）
検査結果は即時に解析・数値化され、わかりやすいレポートで患者説明にも活用
糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病患者の動脈硬化評価に有効

ABI・CAVI・心電図を1台で測定できる多機能循環器スクリーニング装置

24時間ホルター心電図（FM1400）

こんな症状はありませんか？

動悸や息切れがある
胸がドキドキする・不整脈が気になる
めまい・ふらつき・失神の経験がある
健診で心電図異常を指摘された

こうした症状の原因には、日中や夜間に一時的に現れる心臓のリズム異常が関係していることがあります。

ホルター心電図とは？

小型の機器を体に装着し、24時間の心電図を記録します。
通常の心電図では見つけにくい一時的な異常も、より正確に評価できます。

InBody770による体組成測定

当院では、高精度体成分分析装置「InBody770」を導入しています。
わずか1分間で、筋肉量・脂肪量・体水分バランスまで詳しく測定できる検査です。

こんな方におすすめ

ダイエットや運動を始めたけど、効果が出ているか知りたい
メタボ・脂質異常症・糖尿病など生活習慣病をしっかり管理したい
むくみや筋力低下が気になる
自分の体に合った健康指導を受けたい

測定できること（一部）

体脂肪率・筋肉量・基礎代謝

メディカルダイエットにも活用できます

電子式診断用スパイロメータ　スパイロシフト　SP-390Rhino（フクダ電子）

この装置は、肺活量測定や努力肺活量測定などの基本的なスパイロメトリー検査に加え、以下のような高度な検査機能を搭載しています。

鼻腔通気度検査：鼻科手術の決定や睡眠時無呼吸症候群（SAS）の診断目的で行う検査です。
動的肺過膨張検査（DLH検査）：慢性閉塞性肺疾患（COPD）の状態把握を行うための検査です。

この装置の導入により、当院では呼吸器疾患の早期発見と的確な診断を行う体制を整えております。

電子式診断用スパイロメータ　スパイロシフト　SP-390Rhino（フクダ電子）

携帯型睡眠評価装置：アプノモニタ8（チェスト株式会社）

「アプノモニタ8」は、睡眠時無呼吸症候群（SAS）のスクリーニング検査に適した、軽量・コンパクトな携帯型装置です

主な特徴

軽量・コンパクト設計：本体重量約60gで、装着時の違和感を軽減します。
簡単操作：電源を入れるだけで自動的に記録が開始され、複雑な操作は不要です。
多彩な測定項目：SpO₂（血中酸素飽和度）、脈拍数、鼻の気流、いびき、体位を同時に測定します。
体位測定：3軸加速度センサーにより、体位の変化を正確に記録します

この装置は、自宅での簡易検査が可能であり、患者さんの負担を軽減しながら、睡眠時無呼吸症候群の早期発見と診断が可能です。

一酸化窒素ガス分析装置NIOX VERO（チェスト）

NIOX VEROは、呼気中の一酸化窒素（NO）濃度を測定することで、気道の炎症状態を評価する医療機器です。
気管支喘息の診断・治療効果の評価に有用であり、咳症状で呼吸機能検査が十分に実施できな

臨床化学自動分析装置富士ドライケムNX700

富士ドライケム NX700 は、富士フイルム独自の乾式スライド方式を採用した全自動の臨床化学分析装置で、迅速・高精度・省スペースが特長です。最大5検体の同時処理が可能で、クリニックでもスムーズな運用が可能です。

測定可能項目

生化学：GLU（血糖）、BUN（尿素窒素）、CRE（クレアチニン）、TCHO（総コレステロール）、TG（中性脂肪）、TP（総蛋白）、ALB（アルブミン）、UA（尿酸）、Ca（カルシウム）、IP（無機リン）
酵素：AST（GOT）、ALT（GPT）、γ-GTP、ALP、LDH、CK、AMY など
免疫：CRP
電解質：Na（ナトリウム）、K（カリウム）、Cl（クロール）

コンパクトながらも必要十分な検査能力を備えており、生活習慣病の管理、健康診断、緊急検査に対応可能な院内検査機器です。