ここでは、当院における胃カメラ検査の特徴をご紹介します。

女性の方へー院長より

当院の胃カメラ検査は、女性医師による丁寧な対応を心がけています。とくに、胃カメラは不安を伴いやすい検査の一つです。

女性の患者さまの中には「男性医師には話しにくい」「不調をうまく説明できない」と感じる方もいらっしゃいます。院長である女性医師が直接お話を伺い、不安な点は事前にしっかり説明いたしますので、安心してご相談ください。

また、当院では肛門科も併設しています。腹部症状だけでなく、排便に関する悩み(痔・残便感・便秘・出血など)もあわせてご相談いただける点が大きなメリットです。消化管をトータルに診察できるのは、当院ならではの強みです。

当院の胃カメラ検査の特徴

当院では、患者さまが安心して胃カメラ検査を受けられるよう、苦痛の少ない環境づくりを心がけています。経鼻内視鏡では富士フィルム社製の細径スコープを使用し、咽頭反射による「オエッ」となる不快感を軽減可能です。

経口内視鏡をご希望の方には、鎮静剤を使用することで、ほとんど眠っているような状態で検査を受けていただけます。経験豊富な医師が検査を担当し、高精細な内視鏡システムを用いて微細な病変も見逃さないように努めています。

茅ヶ崎エリアで信頼できる胃カメラ検査をご希望の方は、お気軽にご相談ください。

胃カメラ検査の流れ

胃カメラ検査は、以下のような流れで行います。

事前診察と説明

検査を安全に実施するために、既往歴・内服薬の確認を含めた問診を行います。必要に応じて、採血や尿検査などをする場合もあります。

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検査前の準備

前日は21時以降の食事は控えてください。水などの水分は、摂取しても構いません。検査当日は食事をせず、水以外の牛乳やジュース、お茶などは控えましょう。
降圧剤など、内服しているお薬がある方は、事前に医師にご相談ください。

2

検査当日の実施

左側を下に横向きで寝た状態で、内視鏡を挿入します。検査時間は5〜10分程度です。モニターを確認しながら、食道・胃・十二指腸を丁寧に観察します。必要に応じて、病変の組織を採取(生検)して、詳しく検査を行います。

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検査後の説明・ご帰宅

検査画像をもとに、医師が結果を説明します。生検を行った場合は、後日報告となります。少し休んでいただき、体調が安定していれば帰宅可能です。

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胃カメラの検査費用

胃カメラ検査は、症状がある場合や医師が必要と判断した場合は、公的保険が適用されます。3割負担の場合の費用の目安は、以下のとおりです。

検査内容 金額
胃カメラ(観察のみ) 4,500円程度
胃カメラ+病理組織検査 9,000円程度

内視鏡検査前の事前診察や血液検査、病理組織検査の結果説明の診察代などについては含まれていません。別途、初診料や再診料、薬剤料などが加算される場合があります。

胃カメラ検査に関するよくあるご質問

ここでは、胃カメラに関して、よく寄せられる質問への回答をまとめました。

Q1:胃カメラはどれくらい苦しいですか?
個人差はありますが、当院では細い経鼻内視鏡や鎮静剤を使用することで、吐き気を感じにくくし、不快感を抑える工夫をしています。不安な方は、遠慮なくご相談ください。
Q2:胃カメラは、鼻と口どちらが楽ですか?
鼻からの場合、嘔吐反射が起こりにくいです。比較的楽に受けられますが、鼻腔が狭い方や鼻血が出やすい方は、口からの検査をお勧めすることもあります。口からの検査でも、鎮静剤を使用することで、ほとんど苦痛なく受けられる場合が多いです。
Q3:胃カメラは麻酔なしで無痛ですか?
胃カメラは、完全に無痛ではありません。しかし、経鼻内視鏡であれば吐き気を起こしにくいでしょう。
検査前に、リドカインスプレーやゼリーなどで鼻腔に局所麻酔をすることが一般的です。緊張や不快感が強い方には、鎮静剤を使用することで、ほとんど苦痛を感じることなく済む場合もあります。
Q4:検査で異常が見つかった場合、すぐに治療が必要ですか?
異常の種類によって異なります。多くの場合は軽度な胃炎や良性ポリープなどで、すぐに治療を要するものではありません。
必要があれば組織を採取して詳しく調べ、経過観察や生活習慣の改善のみで対応できるケースも多いです。結果は医師が丁寧にご説明し、必要に応じて専門的な治療をご案内しますのでご安心ください。
Q5:健康診断で「要密検査」といわれましたが、胃カメラで確認できますか?
はい。バリウム検査などで異常を指摘された場合、胃カメラで粘膜を直接観察し、詳細な診断が可能です。健診結果を持参していただくと、スムーズに対応できます。
Q6:ピロリ菌の検査も同時にできますか?
できます。検査中に胃の粘膜から組織を採取し、ピロリ菌の感染の有無を調べることが可能です。また、血液検査でピロリ菌の抗体検査をすることも可能です。感染が確認された場合は、除菌治療のご案内も行っています。
Q7:平日は仕事で行けないのですが、土日でも検査可能ですか?
当院では、土日も検査を行っています。平日はお仕事が忙しい方、家事や育児の都合で受診できない方にとっても大変便利です。
Q8:胃カメラと大腸カメラは同じ日に検査できますか?
はい。体調などに問題がなければ、当院では同日に両方の検査が可能です。事前の診察時にスケジュールを調整しますので、希望される方はあらかじめご相談ください。
Q9:胃カメラ検査後に気をつけることはありますか?
鎮静剤を使用した場合、検査当日の車やバイクの運転はできません。組織を採取した場合は、当日の激しい運動、長風呂、アルコールは控え、安静にお過ごしください。
Q10:妊娠中でも胃カメラは受けられますか?
妊娠中の胃カメラ検査は、流産のリスクが伴うため、基本的には受けられません。ただし、命にかかわる疾患が疑われる場合などは、妊娠中であっても検査を行う場合もあります。まずは、産婦人科の主治医に胃カメラ検査を受ける必要性をご相談頂き、必要であれば近隣の病院へご紹介可能です。

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