ここでは、循環器内科で治療できる病気や、当院における循環器内科の特徴についてご紹介します。

循環器内科とは

循環器内科は、心臓や血管の病気を専門に扱う分野です。狭心症や心筋梗塞、不整脈、心不全、高血圧、大動脈瘤などが代表的な循環器疾患です。

これらの多くは、生活習慣や加齢と密接に関係しています。2018年の統計によると、心疾患は日本人の死亡原因の第2位であり、脳卒中を含む循環器病は我が国の主要な死亡原因です。

また、近年注目されている睡眠時無呼吸症候群(SAS)のような生活習慣に関連した疾患も、循環器病の重要なリスクファクターとして知られています。循環器内科で積極的に対応すべき疾患です。

循環器内科で治療できる病気

循環器内科では、以下のような病気の治療が可能です。

  • 高血圧:血圧が高い状態が続くと心臓や血管に負担がかかり、心臓病や脳卒中のリスクが高まります。まずは、生活習慣の見直しと適切な薬物療法でコントロールします。
  • 脂質異常症(コレステロールの異常):動脈硬化の原因になるため、食事指導や内服治療で管理します。
  • 不整脈:脈が乱れることで動悸やめまいが起こる病気です。心電図検査で確認し、必要に応じて生活指導や内服治療を行います。カテーテルアブレーション治療やペースメーカー治療が必要な場合は専門施設と連携して対応します。
  • 心不全(軽度~中等度):心臓の機能が低下して、息切れやむくみが起こる状態です。塩分制限などの生活指導、内服薬による管理を行います。酸素投与が必要になるような重度の心不全の場合、入院治療が可能な専門施設にご紹介します。
  • 狭心症:胸の痛みや圧迫感が運動時に起こる病気です。心電図や血液検査、CTなどで評価し、必要に応じてカテーテル検査・治療が可能な専門施設にご紹介します。
  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS):不整脈・心不全・狭心症の患者さんの約50%以上が、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を合併しているといわれており、SASが循環器疾患の増悪要因となっているケースも少なくありません。当院では、睡眠・いびき外来を併設し、検査からCPAP治療までをワンストップで対応可能な体制を整えております。

当院の循環器内科の特徴

神奈川県内の総合病院で豊富な症例経験を持つ循環器専門医

当院では、心筋梗塞や狭心症に対するカテーテル治療(細い管を血管に通して詰まりを改善する治療)や、不整脈に対するアブレーション治療(異常な電気信号の発生部位を高周波で焼灼する治療)、ペースメーカーの管理などに豊富な経験を持つ循環器専門医が診療を担当しています。また、生活習慣病や心不全に合併する睡眠時無呼吸症候群の治療や、心臓病をお持ちの患者さんに対する糖尿病管理など、循環器疾患に併存する病気の診療も得意としています。

総合病院レベルの医療機器体制

院内には、心電図やホルター心電図(24時間の脈を記録する検査)心臓エコー、胸部レントゲン、CTなどを備えています。循環器疾患の初期評価から経過観察まで、一貫して行うことが可能です。

高血圧や脂質異常症、不整脈、軽度の心不全などを抱える方の通院管理を中心に、必要に応じて専門医療機関と連携。地域の「かかりつけ循環器内科」として、患者さまが安心して相談できる環境を整えています。早期発見・予防から高度医療への連携まで、包括的なサポートを提供しています。

土曜日・日曜日も診療

外来診療、内視鏡検査を含めた各種検査は土曜日日曜日も行っております(完全予約制)。検査を受けたくても平日はお仕事や家事育児など受ける時間がないと思われていた患者様にも受診していただける体制になっておりますので、どうぞご利用ください。

大型駐車場完備

当院は敷地内に20台以上駐車可能な大型駐車場をご用意しております。余分な金銭負担なく患者様の送迎や付き添い、遠方からの内視鏡検査受診などにもご利用いただける体制になっております。

まとめ

ちがさき内視鏡と内科の総合クリニックでは、一般的な内科診療から専門的な内視鏡検査、肛門疾患の診察まで診療科目を横断的に一貫した対応が可能です。土曜日、日曜日の診療、内視鏡検査は女性医師が主軸、大型駐車場など、日常的な体調不良から、精密検査、治療まで、地域の「かかりつけ医」として、幅広い医療ニーズに応えられる体制を整えています。

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